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|まいにち|うまみ日記|

塩を求めて 伊豆大島の旅

日本の塩の勉強をした方は、誰もが通る海の精の塩運動。日本に古くからある塩の製法は、一時期政府の方針のもと、全廃されていた時代がありました。その間も、伝統的な塩の製法を絶やしてはいけないと努力を続けてきたのが、今の「海の精」という塩の会社を作った人たちなのです。

どうしても想いのこもった塩の現場を見てみたい!! と思い続け、行って来ました伊豆大島。


調布から飛行機で20分ちょっとで到着。調布から10分もないうちに海の上に出て、結構揺れてあーだこーだしているうちに到着。

社長さんの手書きボードでお迎えいただきました^^ 社長さんはとっても絵がお上手。
中に顔が書いているのが分かります?? ニコニコ☆ミ

海の精さんの塩の元になる海水は、大島の海水です。黒潮の恵みを受け、周辺には沢山の魚や伊勢海老が生息しているそうで、海の環境としても生き物たちに優しい海水。

その海水を汲み上げ、太陽光発電の電力とともに、下の写真にある流下式塩田の装置に循環させ、太陽のチカラと風のチカラで濃い塩水を作ります。(写真の上から海水を注ぎ、なるべく空気に触れさせて乾燥を早めるのです) 実はこの装置自体も、ほとんど手作りなんだそうです。

ここは装置の一番下のところ。ドアの向こうはシャワーのように海水が降り注いでいますが、天使が降りてきそうなほどに、、とても神聖な場所に感じます。
そしてこちらは、集まってきた海水。よく見てみると、泡立っているんです。
なんとなく興味があって味見してみたところ、泡が旨い。社長さんによると、この泡に海の藻のエキスが詰まっているので、藻のうま味が濃縮されているとのこと。うんうんナルホド。

…ということで、濃縮された海水は塩へと変わるわけですが、気になる工場のお話は次の更新で^^

◆お知らせ◆
只今、二子玉川東急フードショウ内にて、この海水から作られる「あらしお」と有機玄米を使った塩麹料理教室を開催しています。どなたでも参加できて、デモンストレーションと試食が付きます。

ご興味のある方は、詳細をご覧下さいね^^




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